Oculus Riftはこれまでの常識を打ち破る3つの圧倒的な特徴を持っています。
1.圧倒的な視野角
これまでのHMDは数十メートル先に巨大なスクリーンがあるという表現が多用されてきました。
しかし実際には数センチ前にある数センチの画面にしか感じられないという結果が多かったのです。
OculusRiftはそのような陳腐な表現ではなく、視野全体を覆う画角を誇っています。
2.圧倒的な追従性能
Oculusの最大のウリと思われるのがこのトラッキング機能です。
頭部の傾きを1/1000秒というスピードで検出し、PCへ送り込みます。
その結果使用している当人はまるでPCの中に入ってしまったような錯覚に陥る訳です。
これは今までのHMDでは体験することが難しかった部分でもあります。
3.圧倒的低価格
ディスプレイにタブレットPC等で使用される液晶を使用し、レンズは収差を考慮しないかわりに
ソフトで補正し、低価格な構成とすることで脅威の低価格を実現しています。
現在エンドユーザ向けの製品はありませんが、開発者用の製品が$300で販売されています。
かなりのヒット商品となったSONYのHMZシリーズも6万円することを考えると相当な低価格です。
弱点もあります。画質は現在のところあまり良いとは言えません。
レンズで拡大する影響もあり解像度と言う点においてはまだ改良の余地があります。
また加速度センサーのサポートが不十分であり、移動が検出できません。
しかしこれらの問題はすぐに解決できるものであり、決して致命的ではありません。 |